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湯を沸かすほどの熱い愛のnkmのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
5.0
TOHOシネマズ柏にて。

今年No.1です。
君の名は。よりもシン・ゴジラよりも、私はこの『湯を沸かすほどの熱い愛』を押します、、!

宮沢りえ演じるお母ちゃんと、その娘、杉咲花ちゃん演じるあずみ。そして蒸発していた父ちゃん役でオダギリジョー。蒸発中に昔の隠し子として現れた伊東蒼ちゃん演じる鮎子。
余命2ヶ月の母ちゃんを中心につぎはぎだらけの家族が奮闘する、、。

お母ちゃんの末期ガンをはじめ、この家族に降りかかる問題が多すぎる。序盤から涙腺が崩壊するので気をつけてください。

宮沢りえはもちろんだが、この映画のキーパーソンは杉咲花ちゃんだと私は思います。

序盤の絵の具のシーンで、あ、この子凄い…となります。ここからもう頭痛くなるくらい泣きました…。
私は手話を覚えた理由のシーンと、ピラミッド、そして最後のあずみと母ちゃんの病室で2人きりのシーンが好き。俳優陣のリアルかつ迫力ある演技が見応えあり。

そして最後の最後でハッとなるラスト。

タイトルの如く熱く煮え滾るような愛で家族を叱咤激励する母ちゃん。母は強し、とはこのこと。


とにかく観た方がいい映画です。こんなレビュー観る前に、、!
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