このレビューはネタバレを含みます
宮沢りえ…凄い。
こんな母親になりたい…。
余命が分かったら、普通は自分の事を1番に考える…と思います。
また、家族や周りの人も、その人を中心に生活すると思う。
でも、宮沢りえ扮する母親は、自分がこの世からいなくなってからの事を考えて行動する。
家族も、悲しみを隠しつつ、とても頼もしい。
それは、母親の事が本当に好きだから…。
劇中、2回だけ本音を言うシーンがあるけれど、
これが本音…だと思います。
「死ぬ前にお母さんに会いたい」
「死にたくない」…。
この台詞、苦しい…。
ラストシーン…。ゾクゾク…となりました…(*^^*)
…とかく病気ものの作品は、涙が溢れて溢れて止まらなくなるけれど、
本作はクスッと笑えるシーンも多くて、
暗くてお涙頂戴ではない所に、優しさを感じました(*^^*)
兎に角、宮沢りえが凄い…☆