当たり前なのかもしれませんが、「血」ではない。なのに「遺伝子ちょっとあっ」ていいんですよね。あゆこだってひょっとしたら全く繋がってない可能性だってある。でも強い女子、情けない男子たちをも含め双葉ひとりの存在によりまとまれる。
劇中の「私もあずみも一緒」という言葉の深み・・。色々な解釈が成り立つ。(何も触れられていないが)双葉の母は逃げ回っていた。そして拒絶。それもまた社会のリアリティ。
それにしても杉咲花の演技は良かった。ピラミッドのオダギリジョーの言葉には涙が堪えきれなかった。
最後のシーンは、私はアリ。深い愛だと思うし、役者はそのストーリーを受け入れていたと感じている。