めちゃくちゃ泣けた。
誰の母親でもないのに、誰よりも母親の懐の大きさと無償の愛で包み込んでくれるお母ちゃん。余命を聞いてからの彼女の覚悟と行動力、それがひとつひとつのシーンに溢れ出ている。さらに、展開と共に家族や彼女に出会った人たちの変化や成長していく姿から、未来を見据え、お母ちゃんが家族に残したかった生きていく力や人との向き合い方が見えてきて、それも面白かった。ラストはまーどうかなと思ったけど笑、そんなのどうでもいいくらいストーリー全体グッときた。
母親の愛、その熱量は現代の感覚とちょっとズレがあり、押し付けがましさとか不自然だとか、そのギャップに作品の合う合わないがあるかもしれない。でも、この現代だからこそ、ここまで直球に母親の愛を表現した作品に感動する人が多いのかなと思う。
強さと儚さをここまで表現した宮沢りえの演技、本当にすごかった。
映画の世界だから笑えるのだけど、オダギリジョーの夫役好きだわ～笑
