やまゆ

湯を沸かすほどの熱い愛のやまゆのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

2018/04/10 鑑賞

役者さんは素敵なんだけど…。

申し訳ないけど、まったく共感できなかったなあ。
全ての問題が中途半端だし、何がしたかったのかが最後まで分からなかった…。分かる人が大半っぽいので、私がずれてるのかもしれない。
強い人のための物語って感じで、心動かされるシーンより、眉をしかめるシーンの方が多かったです………。うーん…。




⚠️以下ほぼ文句⚠️
お漏らしシーンとかは本当に無理だった。いります?あれ。キモくない?だって小学生の女の子だよ??そんな生々しい表現あのくだりに必要でした?フィクションだから…っていうけど、フィクションでも消費されるべきでないものがあるじゃないですか…。
全体的にみんなの考えた最強の母親!みたいな、一方的な幻想が見え隠れして気持ち悪かったなあ。逃げるな!みたいなのも古すぎませんかね。家族でも違う人間だよ…他人だよ…。自分を傷つけてまでやり返す必要はないよ………。ああいうやり方で救われた子もたくさんいるんだろうけど、私はただ辛いだけだった……。家族に弱さを理解されないって一番辛いことじゃないですかね。せめて一度理解した上で、突き放してほしかった。後日談がないから結局もやもやしてしまったし…。けっして軽い話題ではないのに、そんな投げてしまうんだったら最初から扱わないでほしかった。
今大人になったからこそ理解できることを子供にそのままやってるのが無理だったのかなあ。大人の強さをそのまま子供に投げつけるのは暴力だと私は思うので…。自慰見せられてるみたいな気持ち悪さすら感じました。

家族仲がいい人には、うまく飲み込める話なのかなとここまで書いて思った。この作品を好きな人がいることも理解できるし、否定はしないけど、私には合わなかったなあ。
やまゆ

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