マジで愛しかなかった。
こんな映画に会えるんだから映画好きで良かった。
ネタバレ↓
なんだろう母親の愛は偉大、みたいな風を装いつつも本当はそういうテーマじゃないんだろうな。家族愛の形を借りた、人間愛。赦し。まるで、ブッダの抜苦与楽とかキリストのアガペーとかそういった趣の話。
家族愛とか母親って偉大、という見方をしちゃうとただ気持ち悪い話なんだけど、旅人の青年とのエピソードや娘との本当の関係が明らかになるにつれ、ああ、コレ母性愛の話じゃないんだなって悟ってからのラストまでの展開の心揺さぶり感。
私たちは皆、愛されて、赦されてる、あったかい!みたいなのが、ほんと病んだ心には染みる。
病んでるからそんな風に思うのかもしれないけど!!