Rei

湯を沸かすほどの熱い愛のReiのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
5.0
いじめと、父親の蒸発、複雑な家族関係、余命短い母親
可哀想設定を母の深い愛で乗り越えていくありがちな感動物語かと思いきや、そんなわけないじゃんとばかりに、のらりくらりと淡々と、強い信念と激しい熱を感じるパンクな母親を描いた物語でした。
宮沢りえの、末期で表情が無くなる病人の恐ろしい目、穏やかに見送ろうと努めるも思わず目を反らしてしまう杉崎花の演技
印象的でした。

ラストなんてミュージシャンがギター叩き割るような気持ち良さ!
炎の中にタイトル、そして私の頭の中にハードコア流れてました。
最高!!
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