みずいろ

湯を沸かすほどの熱い愛のみずいろのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
3.4
だれの母でもないのに、全員の母であった「お母ちゃん」。事実だけ並べたら損ばかりの人生だけど、ひとを想う熱い愛ですべてをプラスに変えていった人。中学生の娘とのやりとりがすべて秀逸だったが、いじめに立ち向かった娘が抱きしめられる前にすこし誇らしげに「お母ちゃんの遺伝子、ちょっとだけあった」と言うところがよかった。心配でたまらないから心配はしない、そういう愛し方で愛せる人になりたい。
みずいろ

みずいろ