一人の母親の生き様を中心に家族の在り方を描いたヒューマンドラマ。
宮沢りえが主演、杉咲花、篠原ゆき子、松坂桃李、オダギリジョーらが共演。
中学生の娘（杉咲花）と二人暮らしの母親（宮沢りえ）は、前向きな性格でかつては銭湯を営んでいたが、現在はパートで働きながら、時には厳しく時には優しく娘と接しながらも仲良く暮らしていた。そんな娘は母親とは性格が異なり、消極的でおとなしく、学校ではいじめにあっていた。父親（オダギリジョー）は優柔不断で、ある日出ていったきり帰ってこなくなり失踪中。
そんな母娘にはある秘密があり、二人の関係にはタイムリミットが迫っていた.....
「私には どうしてもやらなきゃいけないことが まだある」
ストーリーを知っていても何度観ても泣ける作品です。
宮沢りえさん、杉咲花さんの演技が光ってます。
二人が母娘を演じていて、何となく顔も似ているなと思うのですが、やっぱり似てないですね。
「お母ちゃんの遺伝子ちょっとだけあった」
いろいろな親子を通して親子とは家族とは何かを投げかけた作品です。
家族で、しゃぶしゃぶを食べたい！タカアシガニも食べたい！
そんな気持ちになる作品です。
終盤では「湯を沸かすほどの熱い愛」で本当に湯を沸かしちゃうんです。
どうやって沸かすかは映画を観てくださいね。
「あったかいね おねえちゃん」
「うん すっごくあったかい」
”湯を沸かすほどの熱い愛”
2023.4 NHK BSP で鑑賞
2019.5 地上波テレ東で鑑賞（午後ロード）
