もっちゃん

湯を沸かすほどの熱い愛のもっちゃんのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
3.5
Filmarksで知った映画を観てみようシリーズ🎞
第11弾は「泣ける映画」のオススメ常連『湯を沸かすほどの熱い愛』♨️


「邦画のベスト」との声もちらほら聞こえてくるほど、高スコアのレビューが目立ちます。
んん、これは気になる!!


ただ一方で、「合わなかった」というレビューもいくつかあるんですよ。
もちろん全員が全員、絶賛する映画なんて存在しませんが、
本作の場合は、割と感性似てて(と勝手に思ってる)レビュー読むの大好きなフォロワー様にそういったレビューが多いんですよね😅

ぐぬぬ...
自分はどっち側なんだ!?
ボロ泣きして絶賛するのか、得意の天邪鬼が発動していちゃもんをつけるのか。
ぼくの邦画ベストの『明日の記憶』を超えてくるのか!?どうなんだ!?




はい、感想といたしましては、
あ、先に褒めときますね笑

え〜、俳優陣の演技は素晴らしかったと思います。
宮沢りえ、杉咲花、伊東蒼の母娘の触れ合いと、オダギリジョーのクズっぷりが見応えありました!
特に杉咲花はすごかったですね。彼女の演技だけでも観る価値アリと言ってもいいかもしれません。


さて、本題ですが。
「泣ける」映画という評に異論はありません。
実際、いくつかのシーンで泣いたし。というか泣かされた。

これはね〜、「もらい泣き系」だし、取り扱ってる題材が泣けるやつなんで、
ぼくの中では「卑怯系」というジャンルになるやつでしたね笑

全体としては、キャラクターの成り立ちが描写不足で物足りなかったですね。
このキャラはこういう設定!っていうのが「ありき」で話がどんどん進んでいくので感情移入しての涙ではない気がするというか。

このシーンでの行動が共感できないというご意見がありますが、
ぼくはそこまで行動自体は気になりませんでした(スルーできたって表現のがあってるかも)

ただ、その行動を選択するキャラクターの成り立ち、必然性みたいなものがあまり感じられなかったのが残念でしたね。


また今回は賛否あるのが不安だったので、自分の中でひとつのテーマを設けることにしました。

どうやら人の死を扱う作品ぽいので、「ポジティブなメッセージ」や「希望」があるかどうか。


人は死んだら会えなくなる
それでも思いは生き続ける

ってメッセージがもうちょい強めにあったらよかったかなあ。。
もっちゃん

もっちゃん