このレビューはネタバレを含みます
この映画を見ようと思った動機は、配役。
全員が問題を抱えているという、
入りにくい設定。
曖昧で複雑な家族背景やそれぞれのパーソナルも
不思議と抵抗なく入ってくるのが、このキャスト達の演技力のお陰なんだろうと思った。
本当の愛とはなんだろうか。
理想の家族の形とはなんだろうか。
血が繋がっていること?
健康なこと?
両親がいて、子供がいること?
仕事をし、いい家に住み、いい車を持つこと?
母の愛に包まれて、みんなが強く逞しく
生きていく姿に胸が熱くなった。
最後の埋葬シーンが、本当の愛、理想の家族の形、そのものだった。