lena

顔のないヒトラーたちのlenaのレビュー・感想・評価

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)
-
映画としては普通なんだけれども、この話をドイツが映画化してることが素晴らしいなと思った。こうなるまで時間がかかったとはいえ、戦争犯罪への向き合い方が日本のそれとは全く違う。だから日本はいつまでも慰安婦や徴用工のことで揉めてる。

「自責の念を表する被告はいなかった」そりゃそうだよね。命令だったから、みんなやってたからって、思考停止してるから罪の意識なんてないんだろうな。

結局父親も党員だったと知ってしまったヨハンが絶望する様が辛すぎた。
中学生の時社会の授業で初めてホロコーストの詳細を知り、私の祖父もユダヤ人の粛清に加担してたんだろうか、そんな人の血が私の体にも流れてるのかとか考えてしまってすごいショックだったな
lena

lena