このレビューはネタバレを含みます
約80分で気楽に観れるだろうと、適当になんとなくで選んで観た映画。
ストーリーは単調ですが、思ってた以上に良かった!
主人公のシーヘル、自分は男が好きなわけないと思いながらもマークに惹かれていってることが目でわかります。。
自分の気持ちをなかなか認められないけれど、マークと密に接する時間が増えていって、惹かれていく様子をドキドキしながら見守ってました。
合宿中の夜中、2人で抜け出してキスを交わすシーンがあるのですが、あまりにも素敵な画すぎて息が止まりそうでした。
そのあとのマークの「ずっとここにいようか」のセリフもよかった。。
シーヘルがいろいろとはぐらかして、マークのパーカーの紐を触りはじめて、マークが「何が望みだ」って聞くところも好き。
シーヘルから曖昧な態度を取られているのに、好きだからこそ突っぱねることができないんでしょうね。
ついにマークの堪忍袋の緒が切れたときの「せいぜい芝居しとけよ」、良かったです。
シーヘルとマークの相性が良いのは、マークのおかげかも?
マークが少し大人びてるというか、包容力がある男なんだと思います。好きな人のことは甘やかしたいタイプというか。
きっと結ばれてからもいろいろとあるでしょうが、そのたびにマークがシーヘルを捕まえてくれると思います!2人に幸あれ〜
シーヘルの兄、エディ。
根はいい子なんでしょうけど、終始イキっててめっちゃかわいいです。最後の方、机の拭き方に注目。
この兄に父が手を焼いてるのがわかるから、余計にシーヘルは自分のことで迷惑をかけたくない、って思ってたりするのかなと。。
エディが車盗んで捕まったから大会間に合わないかもみたいなことを父が言ってたけど、そのあと父兄が仲良く大会を見に来ていたのでなんとかなったのかな…笑
友人のステフ。
2人の関係を察してるだろうけど茶化さずいい子だなと思った。
大きな事件もないし、ありきたりでつまらないと受け取る人もいるかもしれませんが、個人的には人にオススメできる作品◎
良い映画に出会えました。