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ミニー・ゲッツの秘密のとぽとぽのレビュー・感想・評価

ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)
3.5
「周囲から浮いてて孤独な感じ。誰からも愛されないし自殺すぎき?」アメリカのコミックブックがそのまま飛び出したみたいで、全ての元少女達に捧ぐ。15歳の性生活、弾ける女性性を引くほど正面から描いているから観ているコッチが少し恥ずかしくなりそう。変、不気味、強烈、どんどん感情移入。「アバズレ物語を書こう」
愛されずに生きる意味が?I'm so alone. 「七回やった今まはやセックスの虜だ」何もかもさらけ出して剥き出しの存在。驚くほど正直でいて、そこに作り手の判断を押し付けることがない。大人は建前、子供は本音、にしてもこんな辛辣な15歳嫌だ(一応書いておくと主人公は15歳だけどえんじているのは当時22、23歳)。『スーパーバッド』の女子版かつもっと正直でヤバい版で、作品自体が前者のように話を脇に逸らしたりすることなくそこに立ち止まってそのテーマを掘って掘って描き切っている。
最高すぎる原題。あ、これ最高なやつだ。。と始まって直ぐになったやつ!と思っていたら1976年サンフランシスコの15歳少女が...「でもセックスが好き。今すぐやりたい。皆も私くらいセックスに夢中」

勝手に関連作『ゴーストワールド』『スウィート17モンスター』『JUNO』『フィッシュタンク』『ジンジャーの朝』
TOMATOMETER94%AUDIENCE74
Boldly unconventional and refreshingly honest, Diary of a Teenage Girl is a frank coming-of-age story that addresses its themes -- and its protagonist -- without judgment.
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