このレビューはネタバレを含みます
これは雰囲気のある良いJホラーでした。
「ぼっけぇきょうてぇ」やゲームの「サイレン」にもある、日本特有の、じめっとしたネチっこい恐ろしさがある!
Jホラーは怖くて苦手なんですけど、こういう作品を見ると、やっぱり日本の恐怖はこうでなくちゃね!と嬉しくなります。
ハリウッドよ、これが恐怖だ(^ω^)
ラストの、「私」の語りとともに流れる映像に心底ゾッとしました。
「放送禁止」のような、映像でだからこそできるスタイルの表現で、ああいうの大好きです。
主人公たちが流されるがままに恐怖に巻き込まれていく、っていうんじゃなくて、聞き込みや調査によってどんどん元を辿っていくって流れが探偵っぽくてすごくかっこいい!
わたしもこんなのしたい!って思いました(笑)
オカルト研究でこんなにトントン拍子で謎が繋がっていったら、もうアドレナリンどばどは放出されちゃいそうです。
原作未読での視聴でしたが、私イコール小野不由美先生、私の夫イコール綾辻行人先生がモデルなんだな〜ってわかってすごく楽しくなりました!
えっ!このひともしかして平山夢明先生?!とかね(^ω^)
わくわくするよね(^ω^)
このあいだ趣味の会で綾辻行人先生にお会いする機会がありまして、そのときに「残穢」の話になったんです。
綾辻先生が残穢に対して「も〜ほんとにね…なんてもんを書いてくれるんだって感じで…(´・ω・`)」っておっしゃられてて、その時はすごく怖い小説だからかなぁ?としか思わなかったのですが、映画をみて、はー!なるほど!と納得(笑)
モデルが自分たちだったら、これは確かになんてもんを書いてくれるんだ、ってなりますね!(笑)
劇中の「私の夫」はかなり綾辻行人先生に似ています!すごい!
見た目もだし、お会いしたときに感じた優しい雰囲気とか、すごく似てる!
すごいな〜!!
綾辻行人先生と牧野修先生の「なごむホラーライフ」という本を愛読しているので、「このお家の地下には先生のホラー映画用のシアタールームがあるのかしら??」と映画とはあまり関係ないことでわくわくしました(⌒▽⌒)
怖がったり感心したり作家先生ネタで興奮したりと、気持ちが忙しい映画でした(笑)
音出しビックリ演出やキモいCGフル稼働映画じゃなくてよかったです(^ω^)
原作も読もうっと!