Popilong

残穢 住んではいけない部屋のPopilongのレビュー・感想・評価

4.0
事前に原作の小説を読んいたのだが、正直起伏が少なく登場人物がどんどん増えていく展開に記憶力が全くついていかず、完全に消化不良だった。

しかしこの映画版ではその点がスッキリ整理され、かつ巧みな映像のザラつき具合が怖さを倍増。一見地味な話を、丹念に「穢れ」の源流を辿っていくことにより、雪だるま式に恐怖が肥大化していく様をじわじわ&じめじめと感じさせる描写は本当に見事。

竹内結子と橋本愛の抑えた演技もはまっていて、最近の日本映画マジやばいと思いました
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