ギャス

残穢 住んではいけない部屋のギャスのレビュー・感想・評価

2.8
どこが新鮮なのか、どこが怖いのかわからなかった。
よくある話でとてもわかりやすい話。

悲惨な事件は有史以来どこにでもある。そして1人の悲劇は多数の悲劇より軽いだろうか。多数であればあるほど恨みのパワーが増すという定量計算的な恨みの換算そのものが、単純すぎて怖さを削ぐというか。

土地に記憶があるとして、どの土地にもものすごい喜びとものすごい悲しみ、そしてそれ以上の量の何でもない日々の記憶が刻まれている、基本的にこう考える私には、ホラー映画はそこをうまくかわしてトリッキーに超えてくれないと恐怖に通じないんだよな。
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