このレビューはネタバレを含みます
転職してる！
夫婦の死、生き別れの姉を探す老人、同じアパートに住む落書き少年、友人であるスーザンの死、彼女を襲った青年たちの爆死…さまざまな事件が複雑に絡み合って最終的に一本の線に収束する、かと思いきやそこまで関連性なかったり。
前作よりもマッコール自身を深掘りするような内容で、前作の彼には多くを語らないミステリアスな魅力があって本シリーズのそこに“退役最強モノ”のなかで輝く個性を感じ惹かれていたので、この転換は正直あまり好ましくない。
ただ“後部座席から襲い来る刺客との車内戦闘”だったり“かつての仲間たちとの殺し合い”だったり“竜巻の中での戦闘”だったり…シチュエーションとして面白いアクションシーンが多くて見応えはあった。
デイブを殺す瞬間の真っ暗な瞳も前作の“何もうつらない目”を踏襲していて良かった。
あと粉塵爆発な！！
小麦粉を扇風機で宙に舞わせ始めた段階で「お！？これ粉塵爆発か！？粉塵爆発きちゃう！？！」と敏感に反応してしまったぞ。
オタクを判別するリトマス紙としては“シュレディンガーの猫”に並ぶといわれているから気を付けろ。
