みゆ

イコライザー2のみゆのレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
3.9
2023.10.08(104)
Netflix・字幕


前回見たのは劇場公開時で、再鑑賞は多分今日がお初だと思う。前回の頃はFilmarksをおサボりしていたので、こちらに記録は残していなかったのだけれど、カレンダーにスコアとレビューが書いてあったので、一番下に貼っておきます。

インパクトや世界観(というか物語)は前作の方が好き。でもデンゼルは何に出ていても眼福なんだけどね。

今は割と難しいアクションを役者さん本人が演じることが増えているような印象があるが、それを踏まえて見ると、スタントさんとともに作品を作り上げていく役者さんも、かなりの技術が必要になるなーと思いながら見ていた。

デンゼルはアクション映画にも出ていて、私がデンゼルのかっこよさに覚醒したのは映画 ザ・ウォーカー なのだけど、それも含めてスタントさんが演じている作品は決して少なくない。

自分でアクションをこなす人なら自然に出来る姿勢や目線や余韻などを、スタントさんの演技を理解した上で全て1人のキャラクターの一貫した行動だという風に表現出来なければ、作品に違和感が生じてしまう。自分ではない人物が行ったアクションも、自分がやったように見せる演技というのは、かなりハイレベルなのではないか…近頃はそう思うようになった。もちろん撮影と編集による部分も大きい。

その上で改めて見てみると、全てがきちっと決まっていて、なんて素晴らしいのかしらと惚れ惚れする。

そしてメガホンを握るのはフークア監督である。デンゼルのことを大好きな人は世の中に沢山いるが、フークア監督は「わたしの推しのかっこいい姿を新しく撮ったんだけど皆さん見ます?」と、ファンの頂点に立ち旗振る人で、そんな人が手がけた作品は、もう「ジャンル デンゼル・ワシントン」と言っていいと思うのだ。

で、何が言いたいかというと、今作をジャンル; デンゼル・ワシントンということを知った上で見る人と、デンゼルは数多いる役者さんの1人だという認識の人が見るのとでは、受け取り方に温度差が生まれるよねということだ。

さあ、復習は終わりました。私が「イコライザー 3」を見に行くのは多分今度の金曜日。SNSでは早くも高評価がチラチラ目に入ってくる。期待し過ぎないよう、程よく楽しみにして臨もうと思う。

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2018.10.05
劇場・字幕


★4.2。前半と後半の物語の変わりようがすごかった。今作ではメッセージ性が強かったように思う。そしてとにかくデンゼルの顔を丹念に映していたのが印象的だった。デンゼルの目がとても怖かったな。見終わってすぐに調べたのは「小麦粉 爆発」で、そしたら「粉塵爆発」という言葉を知り、ひとつ賢くなった。
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