このレビューはネタバレを含みます
小学生の頃に夢中になって観ていただけに、期待しすぎたのか、見終わった後のモヤモヤ感が残る作品でした。
現時点では映画館で観る必然性はあまり感じられない。
前半1時間くらいの導入部分で間延びした印象。
作画が変わったり、選ばれし子供たちが成長していたり、それに伴う声優さんの交代で作品の世界観を受け入れるのに時間はかかることを考慮しつつも、このシーンいる?と思う場面や会話の間延びで集中力が切れそうになる瞬間が何度もあり、印象に残るシーンは少なく、時間だけ過ぎていった感が否めない。
特に、太一が暴走デジモンと対峙する際、戦いを躊躇する葛藤のシーンがあまりに薄っぺらいし、あっさりオメガモンになってしまうあたりが残念に感じた。
新キャラ、新デジモンも最後の
方でようやく明らかになるわ、冒頭の02の4人がやられるような描写があったものの真相はわからず、とりあえず、章が進む毎に謎が明らかになっていくことを期待したい。
進化シーンが今風になっていたり、デジモンたちが変わっていなかったのが唯一の救い。