大手企業の社長であるトムは、北半球一高いビルの建設の事しか頭にない。家庭を省みる時間もほぼ無く、妻のララに言われるまで翌日が娘のレベッカの誕生日だと気づかないほど。慌ててずっと欲しがっていた猫を贈ることに決めるが...。
すっかり渦中の人となってしまったケヴィン・スペイシーの新作。ゴールデン・グローブ賞授賞式を昨日フルで観たのですが、今のハリウッドの状況を見る限り彼の復帰はしばらく厳しそうですね...。彼がしてしまったことは決して許されるものではないけれど、役者さんとしてはハリウッドにおいてトップクラスだったケヴィンがいなくなってしまうのは本当に残念です。
そんなケヴィンが猫に憑依する...というブッ飛びの極みである本作、久々にコメントに困るくらい微妙な一本でした...。いや、あのケヴィンがネコの姿で強烈な毒舌を吐く姿は確かに笑えたのですが!期待しすぎてしまったのかもしれません...。
子供の頃によく観た、典型的なドタバタ系のコメディに近い感覚。ネコの再現もほぼCGなのでちょっと気持ち悪いし、ずっとシャーシャー唸っててイラっとしてしまいました(笑)。
でも踊るクリストファー・ウォーケンは相変わらず可愛い!(笑)