中々の生々しい物語の中に、少しのコミカルさがある丁度良い塩梅の映画。
スキンヘッドの凶悪な男を軸に周りのアウトローな男3人が泥沼の中に巻き込まれていく。
スキンヘッドの男は巷でガンジャを売り捌きながらも女性に声を掛けて薬で意識を無くし、裸の写真を脅迫にお金を稼ぐ。
そして今回手を掛けた女性は運悪く暴力団の元で働く女で200万の取立てに合ってしまう事になる。
ここから広がっていく男達によるゲスいストーリー。
リーゼントの前科持ちの男は純粋無垢でどこか可愛らしい一面があり、
バーの店主は妻のお腹に身籠った息子の為に必死で働き、
ヤクザの組長は妻を亡くし1人息子を不器用ながらも育てている。
其々が其々の事情を持って悩む中このスキンヘッドによってめちゃくちゃにされていく。
