クズとブスとゲスの作品情報・感想・評価・動画配信

「クズとブスとゲス」に投稿された感想・評価

AyuAyu15

AyuAyu15の感想・評価

4.1
たまには気分悪くなるようなの観てリフレッシュしようと思って鑑賞

が、思ったほど気分悪くならなかった

むしろ笑えるエピソードもたくさん散りばめられてて思いの外楽しく観れた

それこそ、『だってしょうがないじゃない』だよな〜

例えばマリファナで鬱が治ったっていうヒッピーくさい男が「君は色んなことに疑問を持っているんだろう。でも考えることをやめちゃいけない」みたいなうんちくをたれるけど、当の話し相手のリーゼントくん本人は「は?」って言う無垢な瞳でキョトン
何も考えてなんかいないんだもんこいつ!🤣

いい悪い以前に住む世界が違うし考え方や価値観、感性も違うんだよね

男と女が分かり合えないようにこちら側の世界とあちら側の世界の人間も分かり合えないんだと思うよ、あちら側の人間がこちらの世界で仕事しようったってなかなか上手く行くものか

なんだか見てると可愛いなと思えるとこもあったりするけど、やっぱりとんでもなさすぎてリアルでは絶対近付きたくない人たち
OYMN

OYMNの感想・評価

4.2
とにかく全部の表現がストレートでかなり好みでした
役者陣がみんな本当にいい顔をしてたと思います

スキンヘッドタコ殴られシーンの唐突なちょいフリーズとかリーゼントが例の現場目撃しちゃったシーンの激ズームとかスキンヘッドその2がぶっ倒れてるシーンとかリーゼント怒りのシャウトシーンのボラギノール感とか、そもそもリーゼントのやつの出で立ちとか、ところどころ冷めちゃう演出はあったものの、終わってみればそれらもある意味途中でひと息つかせてくれるような役割として機能してたのかもとか思えたり
ただ急な四街道ネイチャーには上がりました

そんで何より誰も相手のことを名前で呼ばないのがいい
みんな家庭環境とか最悪だったんだろうなみたいなことを思わせる感じというか
エンドロールでも役者の名前しか出てこなかったので、そもそも登場人物に名前が設定されていないのでしょうか
想像力を働かせたのはこの1点のみで、それ以外は本当にストレート

暴力的なシーンもガチっぽさ満点でめっちゃいい
本当に殴ったりせずいかにそう見せるかってのが映像作品の醍醐味でもあるのかもしれませんが、これはこれでなんか無性に興奮してしまいました
倉庫から出るときにいきなり顔キレイになってるのはなんで?と思ってしまいましたが

あとは女性がひどい扱いを受けているっていうことに関して、直接的にそれを映像として描くことはしないっていうのもよかったです

ラストはもっと最悪に終わってほしかったなーとも思いましたが、絵面としてかっこよかったのでまあアリってことで
タイトルの出し方もすげーかっこいい

アルパチーノみたいな顔したガンジャマンがなんだかんだ1番まともっぽいこと言ってるのも最高でした
Nakanishi

Nakanishiの感想・評価

4.9
レンタル解禁から毎年観ていて、今年で4回目。とうとうDVDを買ってしまいました。

本作は北野映画直系のバイオレンスコメディに白石和彌のエキスを数滴垂らした感じです。

北野監督と白石監督のバイオレンス映画に共通するのは人間味と笑いです。本作でもそれが効果的に登場します。

ますば人間味について。

リーゼントが恋人の誕生日を祝うとき、コンビニかケンタッキーで買ったであろうフライドチキンっぽいものがきちんと器に移されています。しかも100円ショップで買ったような、もしくは何かのおまけでもらえるようなチープな陶器です。そういう細かい描写でやさしさと不器用さを表現していてとても好きでした。

「普通なんて無理」と言い放ったリーゼント。彼のように真の意味でアウトローな人たちは、あまり出会わないだけで世の中にたくさんいるはずです。「クズだなあ」で片付けるのは簡単なんですが、彼なりに一生懸命世間との折り合いをつけているのだと思います。

芦川誠と息子の関係性もうまく描けています。飛び上がるほど恐ろしいヤクザも、子どもの前では保護者なのです。「なぜ万引きなんかしたんだ」と訊いてしまうところはダメ親父全開なんですが、愛情を感じます。そしてそのナンセンスな質問に無言で答える息子。なぜ万引きをしてしまったかわかってくれないから万引きをしたのに…息子もかなり不器用ですね。

続いて笑いの部分。

ラブホテルでリーゼントがブチ切れてるときの静止画は完全に笑わせにきてました。人がブチ切れるシーンで笑える映画は本作ぐらいです。
他にも芦川誠がスキンヘッドに対して「芸人なのか?」と問うシーンで「違うよぉ。」と真面目に答えているのが滑稽でした。でも真面目に答えるしかないから真面目に答えてるんですよね。理屈ではわかっててもやっぱり面白いです。

そして、なんといっても役者の演技がこの映画の肝です。とにかく芦川誠が怖すぎます。息子にはやさしいから余計恐怖を感じてしまいます。

監督は舞台挨拶で「ロジックじゃなくて直感的なもの」と言っていました。本当にその通りで、考えずに見てても感覚で理解できてしまうシーンがほとんどで、映像も迫力があるので140分があっという間です。
逆説的ではありますが、見たまんまにしか捉えられない点がとても惜しいです。このシーンは◯◯の暗喩なのではないか?と考察する余地が少ないので、監督の「こうです!」というのを受け止めるしかないのです。

とはいえ、監督の気概や信念にはノックアウトされましたし、面白いものを撮ろうという心意気も充分に伝わってきて、尚且つ面白かったので僕はこの映画が本当に大好きです。新作を制作中ということなので非常に楽しみにしています。
どんなに正論を振りかざしても、地元のやばい奴にボコボコにされたら抗えない。

結局、弱者は負けだなぁと思いました。
社会の底辺でクズとゲスが蠢く姿は哀しい浅ましさの中にも強靭な生命力が漲っていて圧倒された。とうしようもない連中のどうしようもなさが心に突き刺さってくる怪作!
極道の撮り方に“北野武テイスト”を感じたら芦川誠が出演しているのみならずエンドロールにオフィス北野協力のテロップが出て納得。
見たけど

うろ覚え

表紙の人が良かった気がする!
バカで程よい狂気
U子

U子の感想・評価

2.8
なんかまぁよくあるよね
底辺の救いようのない人間ていっぱい。
映画にしちゃうんだもんな〜っ
すげぇな、の点数
社会適応力ゼロな人達が繰り広げる暴力と涙のゲスな物語。DVD鑑賞。

役者選びのセンスが良く、よくこんな主人公を見つけてきたなと思ったら監督だった。主人公だけでなく役者陣の表情や雰囲気が良い。冗長なシーンが幾つかあったので、セリフのカットや工夫が欲しかったが、それでも時折、ハッとさせる演出は奥田監督ならではに。

ストーリーや主人公が滅茶苦茶だが、それ故に伝わるものがあるのは監督と役者のバイタリティや熱量の高さだろう。特に監督の映画にかける狂気じみた執念がヒシヒシ伝わることは良いが、141分は長く、110分位に纏めてほしかった。
844

844の感想・評価

3.9
チャリ吸って眠剤食わして女拉致ってたらヤクザ出てきて金作るスキン主人公。
女拉致られ草の運びのリーゼント。
バーで真面目に働きたいけどトラブルでバイしなくちゃならないバー店長。
この三人の周りで起きた一つの事件。
東京サグのあるあるだらけ。
ぶん殴り合いはガチで当てるタイプ。
普通にリアルでよくある話。
たまに爆笑する。
ケンカズの草神様が降臨する。
2015でこれかぁ〜
なんか時代背景が古いね!

セリフとかも硬いね!

しかし、なんか空気感はいいね!

ほんとにこんなやつらおるんだろうか?
と思うと、怖いなぁ。

まぁ自分の周りにはこんな人らはおらんだけで、
知らないところでこんなやりとり、ありえなくもない話。

ある意味、こんなんでも生きていける日本は平和で、
のほほんとしてるなぁ、と思う。
海外とかでもこういう映画あるのかな?

国を超えてもこの世界観があるのか気になった。
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