只野輝季

パッセンジャーの只野輝季のレビュー・感想・評価

パッセンジャー(2016年製作の映画)
3.5
前半の宇宙遊泳中に涙を流すシーンで、無重力のはずなのに涙がまっすぐ落ちて萎えた...
SF要素は少なめで、あんまり掘り下げてはないので、恋愛もののストーリーとしても見れる
わりかし感情表現も恋愛表現もあっさりでテンポがいいが、ジム(主人公男)の内面表現をもっとしっかりしてもいいのでは?とも思う
ジム(主人公男)のメンタルが安定しすぎていて、どうにも感情移入できないが、その分オーロラ(ヒロイン)が正常な反応してて安心する
結論SF映画としては60点(SF表現に凝ってないけど、分かりやすかった)
恋愛映画としては80点(感情表現があっさりしているので)
どっちかの要素だけに焦点を置いて見ると物足りなくなるが、2つの要素を合わせて見れば結構楽しめる
バランスはいいが、めっちゃ楽しめるかって言われれば、メッセージ性も薄く無難に楽しめるくらいの作品
只野輝季

只野輝季