期待以上の作品だった!
予告で想像していたのと違う点がいくつかあって、良い意味で期待を裏切られた！
まず、設定が面白い。
地球から他の星に移住しようというプロジェクト。
地球温暖化が進み、人口が増え続けている地球では近い将来あり得ることなのかもしれない、と考えさせられてしまった。
たどり着くまで120年という長い歳月がかかるため、乗客･乗組員は到着4ヶ月前まで冬眠カプセルで眠っているはずだった。
しかし、ある日歯車が狂い始める。
ジム(クリス･プラット)がただ1人90年も早く目覚めてしまったのだ。
他の人は起きていないのか、なぜ自分だけが起きてしまったのか、再び冬眠することは出来ないのか。約1年間、宇宙でたった1人で悩み続けるジム。
そしてまた新たな歯車が狂い始める。
オーロラ(ジェニファー･ローレンス)に出会うのだ。
2人はお互いを知り、仲を深めていき次第に愛し合うようになる。
しかしそんな矢先、アンドロイドのアーサーが喋ってはいけない真実を口にしてしまう…。
この作品に出てくる人物は主に4人。
映画としてはかなり少ないだろう。
だからこそ、俳優･女優の演技力が問われる作品になっていると思う。
ラストに向かうに連れて、ハラハラドキドキが止まらない。
画面から目が離せない展開だ。
そして、ラストでホッと温かい気持ちになれる映画ではないだろうか。
