いやぁー、良かったですねー。本当に良かった。前作の続きだからか、中盤まではちょっとダルさがあって、あれー、大丈夫かなぁ…ちょっと説明が多いなぁ…太一も肉まんくんもちょっと喋り過ぎかなぁ…吹奏楽部のシーンいるかなぁ…千早もちょっと暴走し過ぎていて、感情移入できないなぁ…という感じで心配だったんです…
が、そこに現れるダースベイダー…のような迫力を持つ若宮詩暢！この強大な敵の登場、そして接近が全ての流れを変える！とにかく若宮を演じる、松岡茉優が凄い！彼女の存在無しにはこの映画が成立しなかったぐらい、凄い！
そんな強大な敵を前にして、徐々に絆を深めていく瑞沢競技かるた部。そのチームワークは以前よりも力を増している。
前編は天才千早を巡る、太一や机くんの物語だったんだけど、後編は瑞沢競技かるた部を外から見た、新や詩暢の物語なんだよね。前編の流れを受け継ぎつつ、後編ではその世界をさらに推し進めていっている…いやー、脱帽です。
青春映画、スポーツ映画としても傑作！続編が待ち遠しい！
