みーみー

ちはやふる 下の句のみーみーのレビュー・感想・評価

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)
2.0
上の句も前半は結構きつかったし、世間が言うほどいい作品とも思わなかったけど、別に腐すほど悪いとも思わなかったのに対して、下の句はつまらないとか通り越してとにかく終始イライラさせられる作品だった。

説明台詞の多用だったり、安易な音楽つけて過剰な演出してみたり、「あぁ、今俺は邦画を観ているんだな」と実感させられつつ、ストーリーも前半は主要人物がウジウジしてて、しかもそれが上の句で犯した過ちの繰り返しだったりして、またお前ら同じことやってんのかよと。

特に、ちはやに対するイライラがハンパなかった。そもそもそんなにかるた好きなヤツがめちゃくちゃ強いとされているクイーンの存在を知らないとか、知ったら知ったで勝手にライバル視して周りをかき回してみたり、もうかるたやらないって言ってるヤツに鬼電してみたり、大事な大会で競技中に倒れてみたり、もうなんやねん。

結局、ごちゃごちゃ言ってたけど、幼馴染の3人でまたかるたやりたいってだけにしか見えなくて、部の他のメンバーが不憫だった。例えば、肉まん君がかるたやめるって言ったらあそこまでするのかい?

それと、大雨の中傘もささずに外で待ってるとかさ、もうそういうクソみたいな演出やめようよ。普通あそこまで降ってたら傘さすし、持ってなかったら買うだろ?そんな金ももってないのかお前は。別に建物の中で雨宿りしてればいいんだし、ホントにさぶいんだよ。
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