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スパイダーマン:ホームカミングのtomoのレビュー・感想・評価

3.8
スパイダーマンはなんかいっぱい映画になってるイメージで、調べたら2002-07のサムライミ版、2012-14のアメイジング、そして2016シビルウォーから始まるこのMCU版と数年のインターバルで実に3度目の映画化。それで採算が取れると踏んで映画化するのも、実際にどれもヒットするのも凄いな。それだけアメリカでは国民的人気キャラクターだってことだね。
全2シリーズの記憶は曖昧だが、トムホランドのキャラクターも相まって、本作は一番等身大の身近なヒーローって感じ。そこがアイアンマンやキャプテンアメリカとの大きな違いであり人気の秘訣でしょうね。アクションとかはどっちかというと地味な印象なんだけど、人間関係や等身大のピーターの悩みや成長に焦点を当てることで人間ドラマとしての味が出ている。
あくまでマーベルシリーズ、アベンジャーズシリーズの中の一作品として作られたスパイダーマンって感じだけど、そこで生まれたアイアンマンとの擬似親子的な関係も良い。
サムライミ版からわずか十数年しか経っていないが、その間にヒロインなどのキャラクターの描き方に大きな変化があり、隔世の感があるな。MJのキャラの立ち方、なかなか良いので次作が楽しみ。
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