ダイセロス森本

スパイダーマン:ホームカミングのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

5.0
演技派、超注目俳優トム・ホランドくんがついに主演超大作を引っ提げて初来日!日本にまで来てアピールしてくれたのだし、初日に見に行かないなんてことはありえない!という私だけのルールを引っ提げ劇場へ。

アベンジャーズの絡みがあるので、ある程度マーベルの知識がないと楽しめないのかもしれないが、今回スパイダーマン単体ファンであった人たちも一斉にアベンジャーズ作品を観たはず!ということで説明がほぼないのも良い!見ていた人だけがわかるようなネタ、キャラクター名、そのキャラクターの持っているネタを散りばめつつ、単体でも楽しめるので、とにかく誰でも今すぐ劇場へ行って見ても大丈夫。

スーツもパワーアップしているが、それ以上にキャラクターがパワーアップしている…!今までのスパイダーマンで一番なじみやすいキャラクター。陽気だが思春期らしい悩みも持ち、ちょっと悲しい顔もして、好きな人をずっと見る変人。しっかり15歳なのが楽しい。
スタークに認められたいので、学校が終わったら早速街で人助けをする。たまにミスってしまうこともあるけれど、それもまた15歳。

今回一番面白かった点は、とにかく足が浮いちゃうこと!
何度も空での戦いがあるのだけれども、(これは予告編でも流れているのでネタバレではないよね?)これがひゅうひゅうしちゃうのである。高所恐怖症の方はご注意を!大きなスクリーンに釘付けになっていると、まじで怖いよ!!
そしてそして、もうCGがCGの域を超えてくれるので、どんなシーンも恐ろしい!怖い!どれが現実!?

ピーター・パーカーの青春、純粋な心、そして信じる心。頑張っている可愛い可愛いピーターくんを拝めるだけでありがたい。

マイケル・キートンの悪役も素晴らしいのだが、このまたひとつ後ろに驚く設定が隠れているので、ひえええ!って感じ。まさかまさかの展開で、そんな人間の関係なんかも楽しめる。

結局親友の男の子が一番面白かった!?

今後繋がっていく伏線がしっかりあるので、これまたどんどん進んでいくなあマーベル!って感じ。ひとつの世界を共有してくれるヒーローたちが、こうして気軽にほかのヒーローが主演の映画にぴょこっと出てくれるのは、最高に楽しい。

あのスーツの終わり方、叔母さんが最高なんですよね…。
4Dで再チャレンジしてこようかと!ものすごいアクションなので、これは絶対動く方が面白い。内容は把握できたし、次は体感しにいこう!