スパイダーマン：ホームカミングのすたんぐのネタバレレビュー・内容・結末

学校生活とスパイダーマン、ヒーローとしての生活を両立させようとせず、ちょっとした葛藤はあるものの、ヒーローとしての生活を選ぶピーター・パーカーを描いた作品。普通の学校生活を送りたくてスパイダーマンをやめようとするどころか、若さ故なのかスパイダーマンとして活躍したくてしょーがないところが面白かった。また、この作品の悪役となるヴァルチャーの描かれ方も魅力的だった。なぜそこまでスパイダーマンとして戦うことを選ぶのか。その理由が「若さ故の・・」だけなのか、そのへんが明確に描かれていないところはあったが、犠牲となる学校生活、脇役にしては目立っている同じ部活のメンバーたち、この作品の悪役となるヴァルチャーの描かれ方など、多くのことに配慮して作られたように感じたバランスのよい作品でした。このジョン・ワッツ監督はかなり職人気質な気がします。