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スパイダーマン:ホームカミングのmskywalkerのレビュー・感想・評価

5.0
トムホが可愛すぎてしんどい。🐸

シビルウォーから登場したトムホスパイディが可愛いことはすでに分かりきっていたことなんですが、単体ともなると想像以上の可愛さでした…。声も仕草もすべてが可愛い!今までのピーター・パーカーのイメージを一掃するトムホしか演じることの出来ない、もはやこれこそが高校生のピーター・パーカーだ!と感動すら覚えるほどです。

今作は、ある程度スパイダーマンというキャラクター自体を理解しておいた方がすんなり物語に入ることができます。

これまでのスパイダーマンシリーズでは、蜘蛛の力を手に入れるまでの過程、そしてベン叔父さんの死 が必ず描かれてきましたが、今作はその描写がすべてカットしてあります。
蜘蛛の力を手に入れるまでの過程は劇中でピーターがさらっと「蜘蛛に噛まれたんだ」と一言で済ましてあり、もしかしたらベン叔父さんに関しては今後詳細に描かれるかもしれないし、まじでカットかもしれないですね。

そしていきなり冒頭からシビルウォーの場面から始まるので、MARVELの作品を一通り見ておかないと誰だアイツらってなってしまうので鑑賞することをオススメします。

今作にはアイアンマンも登場するのですが、彼の存在感はMARVELでは圧倒的なもので新人のスパイディを食ってしまわないか若干の心配がありました。
しかしMARVELさすがです。
あくまでこれはスパイダーマンの映画なので、もちろん良いところでアイアンマンは来てくれるのですが、スパイディが魅せなきゃいけないところはちゃんと魅せる!
そのさじ加減が素晴らしいと思いました。

また、今作のスパイディのスーツはスターク社長がデザインしたものを着用するのですが、これが高性能すぎて前作品までのただの布だったスパイダーマンのスーツの常識を遙かに超える強さなんです。
そのため、最初はスーツの強さに惹かれがちになってしまいますが、このスーツがなきゃ勝てないのか、本来のスパイダーマンの強さがわからないじゃんって観ながら思っていたら、MARVEL裏切らない…!

クライマックスでちゃんとトムホスパイディの本領発揮をした姿も用意されていました。これには物凄く感動しましたね。敵の正体も最後まで全然気付かなかったので衝撃の展開でした。

あまりの面白さにあっという間に終わってしまいます。早くBlu-rayを買わせろってかんじです。

最後に、ゼンデイヤがまさかの脇役?と疑問に思っていましたが、やはりそんなことはなかったです。今までのキャラクターイメージとはかなり異なりますが、逆に新鮮で次回作が楽しみで仕方がないです。
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