アンジー

スパイダーマン:ホームカミングのアンジーのレビュー・感想・評価

3.5
3D鑑賞。
キャプテンアメリカも登場してるけど、元来から彼の他作品での扱いは何故か粗末な場合が多く、見慣れてしまった感がある。
サム・ライミ版の時から、この作品は青春映画ものにカテゴライズされていると認識してるので、主人公のガキッぷりに今更イライラしても仕方ないとわかってるつもりだが….。若い年代に向けてこのキャラを認知させる為にもこういった紹介映画は必要な理由もわかるけど、当たり前に米国版アニメから、日本版特撮、サム・ライミ版、アメージングと観続けた身としてはごめんなさいというのが正直な感想。サム・ライミ版では丁寧に描いてた主人公の正義感のこだわりはアメージング以降は希薄。本作でもそれは変わらず、かといって、アベンジャーズ、主にトニースタークへの憧れというのも薄い描き方で、ピーターの無謀な行動が少しも微笑ましく感じない。もしかして食傷気味の旧ファンに配慮した脚本なのかも。そういう意味でも、トニー作のスーパースーツはいいアイディアだと思うし、ホントはアイアンマンはもっと絡んでもよかったんだろうけど、次作アベンジャーズもあり、大人の事情なんでしょうね。
散々文句書いたけど、次作アベンジャーズの予告としても必要なものだし、そういう意味では成功してると思う。次作アベンジャーズではスパイダーマンを応援します。
アンジー

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