ポンコツ娘萌え萌え同盟

アイカツ!ミュージックアワード みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

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アイカツは人生だけど、本作を映画単体として正当評価するのは難しい。なので評価は無しです。
何故なら本作は”映画館”の特別性含めて演出だと思うから。
内容の9割はTVアニメ本編にあるCGステージを一挙に上映する豪華で穏やかじゃなくグラシアスでありがとうの生まれる光のような作品。
質の高いCGに、キャラを可愛く見せることに特化したライブのカメラワークやキラキラとした演出の巧みさ、何よりアイカツ作品における楽曲の完成度の高さ。ファンとしては全て楽しく見れてこれでもかという程大満足な作品。
特に個人的にチュチュバレリーナのステージのサビに入る、強烈な脚光の演出は今見てもかなり美しい(あとスミレちゃんが推しなのもあるけど)

でもそれは(毎回1ステージとはいえ)TVアニメでも見れるので、動画配信サイトで観れば意味が肉薄になってしまう。
映画館のスクリーンの迫力、しっかりした音響で本作を観るからこそ本作の真価が発揮されるのではないだろか?なので映画館でみることもまた演出となる。
そして自戒なのだが、当時アイカツにハマっていながらも本作を映画館で観なかった自分は馬鹿だったなと思う。

ここからは余談なのだが、本作を観て改めてTVアニメでこんなに質の高いステージが毎週観れたことが異常だった。アイカツあかジェネ当時といえばプリパラもそうだけど、どちらもCGの質の高く見ごたえがあった。でも当時はそれは当たり前だと思っていた。
現在2023年女児アニメが異様に減ってしまった時に見ると、非常に豪華な体験だったな・・・と改めて思う