これ仏映画やったら(主演は)絶対イザベル・ユペールやな〜♩ってか、意外と暗くてね、主人公がかなり凹んでるだけに、底抜けに前向きな仏版が観てみたくなりましたな〜(ないない)
しかしまぁ
ベン・キングズレーの上手さは痛快♩シェイクスピア俳優ってほんま、達者やのー!
パトリシア・クラークソンの体当たりセックスシーンもあったりで、それにはちょっとビックリでしたけどね♪
ある夫婦の終わりと
ある夫婦の始まりが
一台の車の中で交錯する、人種と文化と人生の交差点
車の運転に関するあれこれを「生きるヒント」的に持って行くシンプルな分かり易さが功を奏して、2人のセリフの中に「道しるべ」や「道路標識」「信号」「危険予測」なんかを匂わせる、ある程度年を重ねた大人の会話がアクセント効いてます♪
この映画の美しさは、最後に「何も起こらない」こと
相手の信仰を尊重して、自分の立場と、自分の行動に責任を持つ、そこからくる身の引き方は、逆にフランス映画では絶対起こらん事やな〜とね(悪口かっ!!)
途中はさすがに『マダムインニューヨーク』になりそうでヒヤヒヤしましたけどwww
あ、娘役のグレース・ガマーは、メリル・ストリープの娘さんです♩