オランダ発の人生再生コメディドラマ
小奇麗なオッサンと小汚いオッサンのコンビネーションにも関わらず、この愛おしさは一体どこから来るんでしょうねw
亡くなった妻への喪失と再生
その重いテーマが、オッサン2人の奇妙な共同生活を舞台に綴られます
誰しも一人では生きてはいけないし
誰かといる事で孤独や寂しさは埋められる
でも
その喪失の穴から這い上がるのは
結局は自分ひとりの力でしなくちゃいけないんだと・・・
冒頭に使われたバッハの言葉
「演奏は難しくない
正しい鍵盤を
正しい時に叩けばいい」
凡人である私たちは
正しいタイミングで正しい鍵盤を叩くことはできず
悲運の喪失に包まれたり
思わぬ出会いにでくわしたりもする
それら全てをひっくるめて
人生を愛おしさで包み込んだこの映画は
逆にオッサンだらけやから響いてきたのかな~と笑
ヨーロッパ独特の空気感♪
ヨーロッパ独特の間(ま)♪
終盤のステージ、あんなの好きなんですわ
『彼は秘密の女ともだち』にもあんなシーンあったけど、ああいう演出にめっぽう弱い・・・