kyo

しあわせへのまわり道のkyoのレビュー・感想・評価

しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)
4.0
違う者同士があるきっかけで心の交流を通じて友情を育み成長する物語。
違う者同士とは、離婚したばかりの女性ニューヨーカー(パトリシア・クラークソン)と見合い結婚をきめたばかりのインド人運転手(ベン・キングズレー)。
きっかけは女性が免許を取るためにインド人に運転を習い始めること。
インド人は運転教習中に言う。
ゆっくりと進むこと、信号(サイン)を見逃さないこと、周囲に気を配って、人は時に思いがけない行動をとる……。
インド人も問題を抱えている。インドから迎え入れた花嫁とぎくしゃくしたままなのだ。
運転も人生も同じだ。
大事なことは前に進むためのアクセルを踏むこと。
握ったハンドルはどこへ進むのか?
大きな事件があるわけではなく、登場人物の会話からいろんなことを考えたり感じたりするドラマ。こういうの好き。
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