このレビューはネタバレを含みます
⬜︎走り書きレビュー
カット数 320
小学生の一夏の思い出+スリラーといった感じ。中々観ない組み合わせで設定としては面白いと思いました。
恐怖というよりは淡々と物語が進んで気づいたら終わっているという感じ。
幼い子供達を主人公にしたのたので非力な彼らがどう切り抜けるのか⁈
とか、期待すると拍子抜けします。
本当に彼らは特に何もすることなく周りが勝手にドタバタして終わっていく感じです。
観やすさはありますが、含みを持たせたエンディングなので、最後に彼らにハッピー
エンドを想像するのか、バッドエンドを想像するのかは観た人によって変わってくると思います。
私としてはバッドエンド希望です。
主人公の彼らは悪気はなかった、子供ゴゴロにやってしまったと言う言い訳では済まされない重罪を犯しています。
子供同士で遊んでいるところでも、本物の銃を遊びで使うなど許されないことを沢山しているので、作中、早く彼らに痛みでも何でもいいから苦痛を与えてやれと思ってしまいました。
子供や動物を殺す、殺されるシーンは撮らないアメリカ作品で子供が主人公なので、絶対に作中に死ぬ危険な目には合わない、シーンは映さないだろうなぁと分かりきっていたので、スリラー的な襲われる恐怖感もなかったです。
恐怖系が苦手なら観やすい作品だと思いますが、この手の作品が好きな人には物足りないと思います。
この作品で1番の恐怖はこのまま野放しにされたヤバイ主人公達ですね。