Netflixにて。
わかりやすいディストピア。すべての情報にアクセスできる(by Google)というのはこういうことじゃ。結局は相互監視
超ありがちなテーマではあるがエンタメ的に丁寧すぎるほどなストーリーと映像(ホログラフィ(ホログラフィック警察はお帰りください))で小難しい「行き過ぎた技術と思考が社会の意識を変えてしまう」ってのが単純に示される。単純すぎてもはやファンタジーなんだけどな。BGMがいかなる場面でも「それ」っぽい演出なのが酷すぎてウケる。めっちゃ趣味悪い
キノの旅の「悪いことはできない国」を思い出したがプライバシーがないし公開されてるぶんもっとひどい
エマ・ワトソンの演技が上手くて嫌味がなく、エンタメとしてすごいい感じに見れる。わかりきったストーリーなのについつい見ちゃうのは構成のなせるもの。結局はわかりきってはいるんだけどね
悪いトム・ハンクスはやはり存在しないんや。ベイリーに悪気はまったくないので
ODロゴ/EDクレジットの2Dアニメーションが心地良いね。この心地よさも含めて悪趣味っぽくて素敵。雰囲気作りって大事ね
すげぇ技術のくせに自動車事故再現のCGが超チープなのも悪趣味の一貫だぜ