のぞみ

ザ・サークルののぞみのレビュー・感想・評価

ザ・サークル(2017年製作の映画)
2.0
んーって感じ
話のスケールをデカくするならばまず、その過程をすっ飛ばしてはいけない。
特にネットでの繋がりから相互監視社会に発展するような内容であれば。
現に我々はそれとの距離感は密接であると言えるし、このフィルマークスだってそうだ。
もっと身近でかつ現代との距離感が近い所からスタートさせていればより入り込むことができたのにな、と思う。
今作ではそういったアプローチをメイの暮らす環境の変化で表現したが、AからB(A<B)になっただけでは、ふうん、ぐらいにしか思うことは出来ない。
まあ時間の問題もあるのだろうけれど。
またもう1つ個人的に感じた問題点を挙げるとするならば、登場人物のキャラがそれぞれたっていない。
どれもスタンスが違うだけで普通。
結局創業者、2トップの彼等は具体的に何を画策していたのか分からずだし、それが金や情報の独占程度ならば誰だって想像がつく。
主人公も結局どっちなのかわからない。
何事も適度がいいよね。を表現しているのであればそれはこの映画のコンセプトとして1番良くないスタンス。
友人2人も生きてるか死んでるかだけでさほどこちら側への影響は無い。
ギリ、死んだマーシーが此方にショッキングを与えた程度。
しかしまあ、エマワトソン可愛かったし、こうならない可能性も無くはないし身近で、特にスマホ世代と呼ばれる自分としてはふーんとは思ったので2の評価
のぞみ

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