ヤムチャン

ザ・サークルのヤムチャンのレビュー・感想・評価

ザ・サークル(2017年製作の映画)
3.4
シーチェンジへのチャレンジは超監視社会への挑戦。ああいった結末を導く事って容易に想像出来る。意識を高く持つことや透明性が必ずしも正論ではなく、小狡い人間や低俗な人々が混在していること、不透明でも多様性を受け入れること、それを調和することもまたバランス。
いつだってプラットフォームになり得る企業はより利便性を向上させるため統合を進化させてくる。何処までも欲望のままに。全体主義は常に個人主義に牙を剥く。SNSとの距離感を個々人がどう測るか考えてみるのも面白い。観る世代でも感じ方が異なるのかな。