RIO

光のノスタルジアのRIOのレビュー・感想・評価

光のノスタルジア(2010年製作の映画)
3.5
素晴らしいプロローグ
何処からともなく舞い上がる光のかけら

チリ・アタカマ砂漠
天へと続く高い土地

火星にも似た荒涼とした果てしない景色
流れる乾いた風の音だけが聞こえる

角砂糖を積み上げたような遺跡
色も輝きもなく広がる大地から世界中で最も多くの宇宙からのメッセージを読み解くことができる

天文観測のために世界中から集まる天文学者たちとピノチェト独裁政権下で捕えられた家族の遺体を探してまわる人々


空からひとつひとつ落ちてくる秘密
星屑に抱かれながら星の地図を描く
RIO

RIO