光のノスタルジアの作品情報・感想・評価・動画配信

光のノスタルジア2010年製作の映画)

Nostalgia de la luz

上映日:2015年10月10日

製作国:

上映時間:90分

3.8

あらすじ

「光のノスタルジア」に投稿された感想・評価

チリのアタカマ砂漠を舞台にしたドキュメンタリー。

空気が澄み、天体を観測するには最適なアタカマの地で過去に行われた黒い歴史に触れる。

天文学と歴史学という、天と地の物語を同時に描いている構図が面白かったです。

後から着色したようなグラフィカルな演出はいらなかったのではないでしょうか。
おゆ

おゆの感想・評価

3.5
穏やかでもの寂しい、プラネタリウム観てるときと同じ気持ちになった。難しかったけど語りがその全部を書き留めておきたくなるくらい素敵。
SEI

SEIの感想・評価

3.2
天文学と考古学、どちらも過去に向き合う事ってのはなるほど確かに…
あんな風に死体が砂漠に埋まってるのはびっくりしました
一欠片の骨を探して砂漠を歩き回るなんて悲しすぎる
めり

めりの感想・評価

-
CG使いは気になるが、同じ砂漠に存在する/した天文台と収容所をめぐる随想は胸を打つものがありますね
面白いのにスパンコール的なものが浮遊する不自然不要な映像をあちこちに入れ込んだり宇宙や星の映像バックにバイオリンの盛大な音楽を流したりセンスを疑ういらん演出が多々ありサゲ
音や映像にこだわりを感じなかった 映画館で見なくても大丈夫
宇宙から眺め下すと、チリのアタカマ砂漠は青い球体についた茶色い染みのように見えるという。二十世紀以降、青い惑星の染みのもとに、世界中から天文学者と考古学者たちが集まってくる。前者は巨大な望遠鏡を設えて天体を見上げ、後者は前史時代の遊牧民が岩肌に遺した紋様を読み解こうとする。わたしたちが想像しうる過去のさらにまた過去を研究する人たちの語りにたいして、グスマンはまたひとつ別の視座を導入する。十数年に及んだピノチェト政権の横暴。十九世紀にアタカマ砂漠で拵えられた鉱山労働者のための施設をそのまま居抜きで強制収容所とし、反体制の不届き者の遺骸をひと知れず砂漠に埋める。原住民たちの歩みよりも、天体の向こうから届く光源よりも、ずっと手近なはずの過去が歴史の暗部に葬られていることの苦々しさ。「宇宙の壮大さに比べたら、チリの人々が抱える問題はちっぽけに見えるだろう。 でも、テーブルの上に並べれば銀河と同じくらい大きい」。このグスマンが吹き込んだナレーションがすぐれて示すように、グスマンはひとつのモチーフにたいして宇宙的なスケールから直近の酸鼻きわまる歴史という複数の視点を重ね合わせるも、チリの現代史にとって切実たる問題を相対化することはない。この態度に感銘を受けつつ、わたしは言葉と映像とを冗長に紡ぐ詩性がどうも受け入れられなかった。ノスタルジアが渋滞している。
2月に真珠のボタンを先に見てたんだけど、
作者がより描きたかったのはこちらなんじゃないかなと感じた。

2作に共通するのは大きな有史以前からの時間の流れと
チリの近現代史を並べながら描く点で
今作中でも天文学や考古学の拠点となっていながら
自国の歴史と向き合っていない国の在り方を批判している。

宇宙的な時間の捉え方が
人間にとっての悲劇を和らげるような面はたしかにあり、
その意味で「メッセージ」とかかなり好きなんだけど、
今作も歴史の真実を追求することの必要性を訴えつつも、
宇宙というものと並行して語ることで
最終的には生命の営みを肯定的に描いているように感じられる。

ちょっとやりすぎなくらいの美しいアタカマ砂漠の景色と、
カラフルな銀河や星々の写真は
文句なく感動的でずっと見ていたいと思う。
べん

べんの感想・評価

3.5
UPLINK渋谷にて。星を見上げるシーンしか覚えてないが、静謐でも映像が雄弁だった記憶。
チリの観測天文台があるアタカマ砂漠は世界的に有名ですが、砂漠の地面には古代人のミイラや独裁者が大量虐殺された亡がらが残っています。
広大な砂漠から行方不明の遺骨を探し続ける家族、一方未来に向けて無限の宇宙から生命の起源を探す学者の対比。実は壮大な宇宙において、一つ一つの星の過去を探索している行いと同じことであり、過去の記憶への拘りは小さな事ではないと言うメッセージなんだろうか?(必死に考えました)
25人の映画館初めてでした。😬
久々に眠かった😪
m

mの感想・評価

3.3
「現在は細い線のよう
 ひと息で吹き消せるほど
 とてもはかない一瞬」
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