伝馬役に苦しむ吉岡宿の人々が少しでもその負担を減らすためにお上に対してお金を貸して利息を貰おうと奔走するお話。
農民たちの声を聞きそれをまとめる肝煎、そして更に大きな地区を取りまとめる大肝煎。日本の今の政治のシステムはこの時代のように生まれた家で役割が決まるわけではなく、世の中を変えたいとか町の人の声を政治に届けたいとかそういった気持ちで最初はなってると思うけど、訳のわからないことにお金が使われ、私利私欲のためにやっているとしか思えないような腐った議員が多すぎる。現代の政治家達に浅野屋や穀田屋の爪の垢を煎じて飲ませてあげたいですわ。
そして民が苦しんでいるのは自分のせいだと認められるトップの姿勢に惚れ惚れしてしまいますね。こんな人が今の日本にもいてほしいものです。
