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ヴィジットのkoumeiのレビュー・感想・評価

ヴィジット(2015年製作の映画)
3.6
祖父母の家に遊びにいった姉弟が、祖父母の奇行に不審を抱き、それをカメラで撮り続ける話。
最後は予想できそうな展開だったが、ベタに面白かった。
カメラを回し続ける主人公の少女はシャマラン監督そのものだし、両親を許すことが出来ないことで母親が子供を危ない目に合わせる展開というのは、両親を許したり家族と良好な関係を築ける側が主人公サイド、それが出来ないとダークサイドとわかりやすかった。
弟は父が逃げたことを許してあげていて、姉は自分の顔を鏡で見ることを克服するこで最後救われたし、祖父母もどきは子供との関係が良くなかった(というか殺人)でダークサイドだった、とわかりやすく整理できる。
普段クッキー作り好きの祖母がクッキーを食べた夜中に吐くこと、土曜カウンセリングに来なかったことなどから、祖母が何なのか、土曜何が起きたのかもわかるようになっていて、推理要素も散りばめられていた
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