JunichiOoya

私、君、彼、彼女のJunichiOoyaのレビュー・感想・評価

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)
2.0
アケルマン代表作の前年に撮ったセルフドキュメンタリーかと見紛う元気な映画。
彼女の映画初見です。

平日宵の上映でもお客さんは二十数人、浪速でもなかなかの人気なようで。

「tu」、昔は「君」だったのが「あなた」になってますね、邦題。
どうなんでしょう? 私は大阪弁の二人称「自分」がピッタリかなあと思いながら見物。「おまえ」「あんた」… なんとなくそぐわないけれど、「君」や「あなた」はもっとねえ。

トラッカーの「その後」の饒舌に我が身を重ね赤面。終盤の肉弾戦は、ラース・フォン・トリアーの『ニンフォマニアック』を思い浮かべ…

なんにせよ、今宵もお越しだった女性たちの目線についていけなかった自分を感じております。
私はおもしろくなかったです。
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