中島晋作

故郷の便り/家からの手紙の中島晋作のレビュー・感想・評価

故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)
4.1
今よりもはるかに危険だったニューヨークの地下鉄。群衆や個人の背中を映す。都会に出た娘を心配する母親からの手紙が読まれる。誰しもが誰かの子供だが、家族のような親しい人との関係性が希薄な、真に孤独な人間のことを、アケルマンは想定しているのだろうか。
中島晋作

中島晋作