真のエヴァファンの方達には遠く及ばない知識しかない私からすると、
足りない脳をフル回転させても理解出来ない部分は多々ありました。
が、それでも圧倒的な映像とストーリーに完全に心持ってかれました。
映像だけなら今まで観てきたどのアニメ作品をも凌駕しています。
ストーリーも秀逸。
これまでのエヴァは退廃的であり、
破壊と拒絶を行う事で心の平穏を手に入れようとするものであったに対し、
今作は『共生』と『再生』をテーマとしており、
他者と触れ合う事の重要性を説いている。
エヴァ史上最も優しく暖かい作品でした。
ネタバレさせたくないので具体的な事は何も書けなかったが、
これまでモヤっとしていた事全てにケリをつけたと言っても過言ではないです。
想像を絶するプレッシャーの中で、
今作は庵野監督をはじめ、
制作者達が本気で魂を込めた作品です。
私の脳と知識が追いついてないだけで、
これは紛れも無い大傑作です。
こんな作品を生きてるうちに味わえるとは。
そして見終わった時、謎の多幸感に包まれます。
この感覚は『アベンジャーズ.エンドゲーム』などを観た時に近いかもしれません。
多くのファンを魅力した作品が、長い歴史を経てようやく終わりを迎える。
それに立ち会えるという感動と幸福感は凄まじいものがありました。
今まで本当にありがとうございました。
ゆっくりお休みください。
