シン・エヴァンゲリオン劇場版の杏のネタバレレビュー・内容・結末

長い歴史に幕を閉じた作品。
随所にああ、これでエヴァは終わりなんだなぁと感じる台詞やストーリーが見受けられた。
シンジが一人ひとりとお別れを言うシーン、ゲンドウの胸の内がこれでもかと語られるシーン。
エヴァの映像作品は一通り観たが、ベースとなっている題材が難しくて私には分からない事の方が大半なのが正直な所。伏線とか解説とかもさっぱり。
けれどシンエヴァは、ゲンドウが抱えていた孤独や生きにくさや彼の繊細さが表面化されていて理解しやすかったし、エヴァはゲンドウの話だったのかなぁと思いを巡らすこともできた。
ストーリーの複雑さとユイに会いたいというゲンドウのシンプルな願い、どちらも味わえたとても良い作品だった。

個人的にミサトさんが大好きなので、
Qの反動で彼女がシンジと話しているだけでグッと来たし、髪を下ろすところは3回観ても泣いた。

ラストシーン、宇多田ヒカルの曲の入りは神懸っている。

あー何回観ても面白いなあ。