カニチャーハン

シン・エヴァンゲリオン劇場版のカニチャーハンのレビュー・感想・評価

4.1
4部作の締めとして、なかなか良かったのではないでしょーか。
とりあえず物語としてちゃんと着地してくれて安心した。
個人的にストーリーには3.8。

エンディングは毎度のことながら宇多田ちゃん。
新曲one last kissが物語を、そして過去、未来をも昇華させてくれた気がした。
繋いでda capo ver.のbeautiful world。
ハイハットからのベースとキックが個人的にどツボで堪らなかった。気持ち良過ぎる。

そこでハッと思ったのが、序、破でも使われていたbeautiful worldは主人公碇シンジの為の曲なのではなく、
碇ゲンドウ(とユイ)の為の曲なんだということ。
歌詞を見ていくと辻褄が合う。
このことには正直かなり食らった👏👏👏
踏まえて4.1の高評価です。

物語が宇多田ちゃんによって昇華される。
そして楽曲が物語によって鮮明になる。
それらによって観る側の想像をどこまでも膨らませてくれる。
新エヴァンゲリオンシリーズが好きでたまらなくなった。
ありがとう。

庵野監督でしばらく掘ってみようかな。