カニチャーハン

燃ゆる女の肖像のカニチャーハンのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.5
2度目の鑑賞。
何度観ても最高評価になるだろう。
全てが綺麗だ。
ストーリーも残酷なまでに美しい。
「覚悟」だ。


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1回目


もの凄く奥深かった👏

「人生を選べる人」、「人生を選べない人」
から始まり、変化していくマリアンヌとエロイーズの関係の対比が最後まで見どころだった。
これは覚悟ですね。

ずっと視線を交わしてるようなカメラワークで、観る側に表情、特に眼で様々な感情を訴えかけてた。

そして2人に加えてソフィーの存在が絶妙だった。

映画のタイトルに相応しいシーンが中盤にあった。素晴らしく印象的かつ芸術的だった。

時代も環境も含めて、本作のこのテーマは現代の価値観に当てはめるべきではない。
個人的には、レビューで散見するいわゆる🌈とはまた違うテーマだと感じた。

何よりラストが凄かった。。。
伏線も全て繋がったし、想像する余地も残してくれてて凄く心地よかった。

私の最高評価のうちの1つになりました。

ね、振り返っちゃったんですよね。